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住宅診断費用の相場
住宅診断(ホームインスペクション)の費用・料金の相場どれぐらいでしょうか。
金額が安いことに越したことはないですが、単純に金額だけで比較できないことをまず、認識しておきましょう。
理由は「診断の内容」によって、また「診断する建物の大きさ」などによって調査項目数や手間が変わりますので、単純比較はできないからです。
新築住宅の診断、中古住宅の診断、マンションの内覧会同行など、診断対象の種類によっても異なります。
一口に住宅診断(ホームインスペクション)といっても、業者さんによって診断内容・範囲が異なり、いわゆる目視中心の「1次診断」を想定している業者さんもあれば、部分的に専門検査機材を使用するいわゆる「2次診断」の内容までを想定している業者さんもあります。いわば「1.5次的な診断」を基本の住宅診断(ホームインスペクション)としている業者さんもあるのです。
せっかく実施する住宅診断の目的は、診断結果が後により役に立つ内容であることです。
「カンタンな診断なので費用・料金が安いのか」「しっかりした診断なので、それなりの費用・料金がかかるのか」をよく見極めて、費用・料金を比べましょう。
例えば、中古の一戸建て住宅の場合
基本的な住宅診断の費用・料金
基本的な住宅診断は「一次診断」といわれる場合があります。
「一次診断」とは、目視が基本で、床下や屋根裏は点検口などからのぞいて確認する程度です。
専門の検査機材などを使用する
住宅診断の費用・料金
専門の検査機材などを使用する住宅診断は「二次診断」といわれる場合があります。
「二次診断」とは「一次診断」の内容に加え、床下や屋根裏へ実際に入り込む調査や梯子(はしご)をかけて屋根までチェックしたり、さらに専門的な検査機材など使用し調査されます。
「二次診断」とはうたわず、「一次診断」に追加できるよう、オプション診断のメニューを用意されている業者さんもあります。
診断内容との兼ね合いで
金額を見る
業者さんによって料金体系が違いますので、診断内容との兼ね合いで金額を見る必要があります。診断の項目がよくわからない場合は、質問してみましょう。
業者さんによっては、床下や屋根裏へ実際に入り込む診断込みで基本診断とされているケースもあります。
業者さんによっては、診断結果の報告書の作成費用は基本料金に含まれず、別途費用となっているケースもあります。
金額が安い場合は
それなりの理由が
しっかりした住宅診断では、高価な専門の検査機材を使用したり、時間をかけて入念に調査されます。
診断するスタッフの人件費や診断機材の購入費など考えたら、相応の費用が発生して当然です。
あまりにも費用・料金が安い場合は、何かそれなりの理由があるはずです。
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